大手前学園の理念

理事長挨拶

⼤⼿前学園 理事⻑・総⻑
福井 要
Chairman of the Board & CEO
FUKUI Yo

1957年7月4日兵庫県西宮市生まれ
甲南大学理学部応用化学科 卒業
甲南大学大学院自然科学研究科修士課程 修了 理学修士
アメリカ国際経営大学院 卒業 国際経営学修士(M.I.M)

専攻分野:人間関係論、国際経営学

メッセージ

STUDY FOR LIFE
「脈々と受け継がれる、一人ひとりの学生と親身に接する創立以来の学園風土のもと、生涯にわたる人生のための学びを」

大手前学園は、終戦後間もない1946年、混沌とした社会の中でこそ新しい社会を創りあげていく人材を育成するための教育が必要であるという高い理想の志を掲げて開学しました。

以来、時代の変化や社会の要請に真摯に向き合いながら理想の教育の実現に向けて進化を続け、2021年には学園創立75周年、大手前大学55周年、大手前短期大学70周年、大手前大学大学院25周年を迎えるなど、それぞれの高等教育機関が連携しながら個性と特徴を活かす総合学園として、現在までに社会を支え活躍する5万人を超える人材を送り出しています。

大手前学園は、“STUDY FOR LIFE(生涯にわたる、人生のための学び)”を建学の精神として掲げ、生涯学び続けることの価値を理解し、自己を高め創造することができる教育をめざしています。

また創立以来、一人ひとりの学生を大切にし親身に接する教育を提供するなど学生と教職員が極めて近く、心の通い合う家族のような温かい学園風土が脈々と受け継がれています。その中で、どのような時代にあっても、社会が求め社会に役立つ人材を育成するとともに、心豊かな人生を送ることのできる教育の場をめざして、学園全体で教職員一丸となって取り組んでいます。

2019年にはグローバル化する社会の必要性に応えて日本初の国際看護学部を立ち上げました。また2020年には高齢化社会で高まる社会的ニーズに応えて大手前短期大学に歯科衛生学科が誕生しました。さらに2021年には学びの教育内容をより明確にすべくメディア・芸術学部を建築&芸術学部に、2022年には総合文化学部を国際日本学部に学部名称を変更し、さらには2023年、大手前大学に「経営学部」、大手前短期大学に「医療事務総合学科」を新設し、着実に歩を進め続けています。

そして、2021年には、さくら夙川キャンパスに新校舎が完成するとともに、これまでいたみ稲野キャンパスを学びの拠点としていた大手前短期大学をさくら夙川キャンパスへ統合移転するなど、次々と新たな学びの形を創出しています。これらにより、歴史と文化に育まれた文教の地・西宮の夙川と創立の地・大阪の大手前という豊かな学びの環境の2キャンパスで、教育の質に大変重要な意義を持つ教育環境の整備をすすめています。

また、2010年に開設された生涯教育につながる大手前大学の通信教育課程では、現在3,500名を越える受講規模に拡大しており、オンラインで学べる通信制大学の先駆として社会に大きな役割を果たしています。

大手前学園は、建学の精神“STUDY FOR LIFE(生涯にわたる、人生のための学び)”に基づき、教育と研究の質の向上に努めながら、学生一人ひとりに寄り添い、地域社会との連携を深めつつ、今後も時代の変化に応えながら進化を続けてまいります。