【授業紹介】「建築材料学」特別講義が開催されました
11月9日(木)「建築材料学」の授業では、木構造コンサルタントであり大手前大学特別講師の宮崎豊先生の特別講義が開催されました。
建築分野を有する大学の中でも、大手前大学のように「木造」について深く授業を行っている大学は珍しく、 一級建築士でも木材、木造を理解している人は数少ないと話されていました。
授業は、国内の建築物だけではなく木材の先進国であるカナダ建築の事例と比較しながら、「構造計算と意匠を同時にできる日本人は少なく 海外で学ぶことはまだまだ多くある」と学生へ木材へ興味を持ってほしいと熱く語られ、また、受講生すべてが発言できるような参加型授業が展開、受講していた32名の学生はノートにメモをとりながら、木造建築に魅了されていたようでした。
「建築材料学」担当 井之上節朗先生からのメッセージを紹介いたします。
「現在、木材は環境問題、鉱物資源との比較などから見直されており、今後特に構造材としての利用が着目されている。地震国である我が国においては、高層建築を木造で計画することは解決しなければならない問題点が多いが、元々森林国である日本には、木材に関する英知と歴史があるはずである。
よって、学生時代に大型木造建築の先進国であるカナダの建築を学んでおくことは将来を見据えた場合、とても有意義なことである。」
建築分野を有する大学の中でも、大手前大学のように「木造」について深く授業を行っている大学は珍しく、 一級建築士でも木材、木造を理解している人は数少ないと話されていました。
授業は、国内の建築物だけではなく木材の先進国であるカナダ建築の事例と比較しながら、「構造計算と意匠を同時にできる日本人は少なく 海外で学ぶことはまだまだ多くある」と学生へ木材へ興味を持ってほしいと熱く語られ、また、受講生すべてが発言できるような参加型授業が展開、受講していた32名の学生はノートにメモをとりながら、木造建築に魅了されていたようでした。
「建築材料学」担当 井之上節朗先生からのメッセージを紹介いたします。
「現在、木材は環境問題、鉱物資源との比較などから見直されており、今後特に構造材としての利用が着目されている。地震国である我が国においては、高層建築を木造で計画することは解決しなければならない問題点が多いが、元々森林国である日本には、木材に関する英知と歴史があるはずである。
よって、学生時代に大型木造建築の先進国であるカナダの建築を学んでおくことは将来を見据えた場合、とても有意義なことである。」