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【授業風景】イタリア人建築家がゲストスピーカー

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イタリア人の建築家がゲストスピーカーを務める授業が9日、大手前大学いたみ稲野キャンパスで開かれました。授業では、日本とヨーロッパ建築の違いやイタリアの町並みなどについて講義しました。

授業は、メディア・芸術学部の井之上節朗教授(建築・インテリア専攻)が担当する「建築・インテリア総論」。建築現場を知る識者の声を学生に届けようと、授業期間中に一度、ゲストスピーカーを招いています。今回、講師を務めたのは、イタリア・トリノ生まれで現在は、神戸市内に建築事務所を構えているトリーニ ヤコポさん。「天才が育つ街とは?」と題して、講演していただきました。

日本の一級建築士資格も取得しているヤコポさん。授業では、石造りの建築を基本とする欧州と木造を基本とする日本との建築方法の違いを解説したほか、イタリア国内の町並みについても解説しました。また、留学生から「どのようにしたら外国で設計事務所を開くことが出来るのか」「外国人として日本にやって来て、日本語のやり取りをどのように解決したのか」などと質問が相次ぎ、学生たち約60人にとって、充実した90分間となりました。

ヤコポさん、ありがとうございました!