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【映像アニメーション専攻】和田准教授が国際映画祭で「日本グランプリ」受賞!

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秋 アントニオ・ヴィヴァルディ「四季」より
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和田淳准教授
「第5回 新千歳空港国際アニメーション映画祭」で、大手前大学メディア・芸術学部の和田淳准教授(映像アニメーション専攻)の作品「秋 アントニオ・ヴィヴァルディ「四季」より」が、「日本グランプリ」を受賞しました。和田先生、おめでとうございます!

同映画祭は、世界初の空港内映画祭として2014年に始まりました。2017年は、作品応募数が2000作品を越え、開催期間中は国内外から延べ3万3000人以上が来場しています。2018年のコンペティション部門には、過去最大となる、86の国と地域から応募された2043作品の中から、計76作品がノミネートされました。

短編部門で日本グランプリを受賞した「秋  アントニオ・ヴィヴァルディ「四季」より」。タイトルの通り、ヴィヴァルディの代表曲、協奏曲「四季」の「秋」を映像化し、秋を舞台に⼈間や動物が躍動し、実り、狩り、夢や現実を描いた作品です。作品の制作にあたっては、大手前大学の教員や学生らも加わっており、渡邉翔太非常勤講師と卒業生の馬塲元気さん、メディア・芸術学部4年の仲畑ひなさんが作画を担当し、ティーチングアシスタントの池渕遼介さん、メディア・芸術学部3年の重岡愛美さん、小巻奈緒さん、西野優花さんは色塗りを務めました。

11月5日には、同映画祭の授賞式が新千歳空港内のターミナルビルで行われ、和田准教授は、「いい作品ばかりだったので、この賞をもらえることは自分でもサプライズでした」と喜びを語り、「なかなか上映してもらえる機会がないので、上映だけでもとてもうれしいですし、その上このような賞もいただけて光栄です」と感謝の言葉を述べました。

なお、「秋  アントニオ・ヴィヴァルディ「四季」より」は、インターネット上では公開しておりませんが、現在、兵庫県⽴美術館で開催中の映像作品展、「私の沼」(11月3日〜12月2日)の関連イベントとして11月11日(日)に開催される「和田淳 アーティスト・トーク+上映会」で上映される予定です。是非お越しください。